2008/05/13

サイクロンの状況と国際援助を拒む軍政

サイクロンそのものによる被害に加え、軍事政権や翼賛団体、民兵組織による「人災」もビルマの状況を悪化させているようです。ビルマ情報ネットワークで、詳細な最新情報をまとめています。

サイクロン被害の状況
http://www.burmainfo.org/CycloneNargis.html

一部抜粋
「慈善活動家やボランティアが救援物資を集めて被災者に配っているが、軍政の翼賛団体・連邦連帯発展協会(USDA)やスワンアーシン*の会員に襲われる事件が起きている。襲撃の際に救援物資が奪われることもある」

*スワンアーシンとは、民兵組織のことです。

オルタナティブASEANネットワーク-ビルマ(Altsean)による
大災害~サイクロンから6日 国際援助を拒み続けるビルマ軍政
(2008年5月9日)の日本語訳を作成しました。

次のウェブページでご覧になれます。

大災害~サイクロンから6日 国際援助を拒み続けるビルマ軍政
(オルタナティブASEANネットワーク-ビルマ、5月9日)
http://www.burmainfo.org/relief/Altsean-Nargis20080509.pdf

項目の紹介

・軍政は複数のサイクロン警報を無視
・死者数は増加の一途
・「深刻な災害」と国連
・しかし軍政は「状況は通常通り」と
・見せかけだけの国民投票は強行
・援助関係者の入国を拒否 国民を死に追いやる軍政
・小額の援助が国内へ

背景情報
・人道援助活動への制限
・自然災害への対応―失敗の連続
  アラカン州を襲ったサイクロン(2004年5月)
  カチン州での洪水(2004年7月)
  インド洋津波(2004年12月)
  シャン州での地震(2004年12月)
  サイクロン「マーラ」(2006年4月)
  マンダレーでの洪水(2006年10月)

ご活用ください。

大災害~サイクロンから6日 国際援助を拒み続けるビルマ軍政
(オルタナティブASEANネットワーク-ビルマ、5月9日)
http://www.burmainfo.org/relief/Altsean-Nargis20080509.pdf


ビルマ情報ネットワーク (www.burmainfo.org)
秋元由紀

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2008/05/11

PFB声明:国民投票実施をうけて(5/10)

ビルマ市民フォーラム(PFB)が、5/10に国民投票が強行されたことについて、声明を発表しました。今回の国民投票のどこに問題点があるか指摘されているので、軍政がこんなにも民主化と平和的な発展を妨害しているのかがわかります。また品川のビルマ大使館前で抗議行動がありましたが、その関連記事も載っています。以下、PFBからの情報です。
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【転送歓迎】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ビルマ市民フォーラム メールマガジン     2008/5/10
                        People's Forum on Burma   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日、ビルマ軍事政権は、憲法草案を是非を問う国民投票を一部地域を除き、実施しました。この事態をうけ、ビルマ市民フォーラムは、以下、声明を発表いたします。

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5/11 アップリンクでの上映&トークイベント(渋谷)

ビルマ、パゴダの影で」の上映&トークイベントが渋谷のアップリンクXで開催されます。ビルマ国内で、実際にどのような弾圧が行われているのか、在日ビルマ人による「生」の声を聞き、すぐれたドキュメンタリーも見ることができる、いい機会です。またそろそろ、渋谷での上映期間が終了するようです。東京近辺の方は、ぜひ早いうちに!

5月の上映時間(アップリンクX)
5月10日~5月16日 15:00 / 16:30

アップリンクXへのアクセスは→ クリック (東急本店の横をまっすぐfoot)
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2階
tel. 03-6825-5503
http://www.uplink.co.jp/x/

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PFBの声明(5/9)とサイクロン被災者支援

ビルマ市民フォーラム(PFB)が、サイクロンによる大規模な被害を受けて、声明を発表しました。あわせて、軍事政権を経由することなく、直接被災者へ支援物資を届けるための支援募金を始めました。日本ビルマ救援センター(BRCJ)が募金を届けるのと同じ、「仏教救援協会」(Buddhist Relief Mission)に、支援金が送られます。BRCJ経由でも、PFB経由でも結構ですが、軍政を経由すると物資でも支援金でも、押収されてしまうのですから、それに代わる方法によらなければならないのではないでしょうか。単に、大きな国際NGOに支援の肩代わりをさせるだけでなく、私たちの届けようとする支援がどこまで届いているかを吟味する、「支援のあり方」を根本から問い直すときにきているのではないでしょうか。

↓ 以下、PFBからの情報です ↓

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2008/05/10

独裁への「行程表」(HRW土井香苗氏)

5月10日、ビルマ軍事政権はサイクロン被害のための支援物資を差し押さえ、被災者支援に何ら手を打つことなく、また国際社会からの非難に耳を傾けずに、国民投票を強行しました。独裁者タンシュエ議長夫妻が、にこやかに投票した映像が、ビルマの国営放送で流れたようです。

「憲法」が作られ「国民投票」することが、果たして民主化といえるのか?その問題の本質を、ニューヨークに本部を持つNGO、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の土井香苗さんがまとめています。いい記事です。ビルマ情報ネットワークの箱田さんが、紹介してくれました。
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 以下、本日5月10日(土)に予定通り強行される国民投票の問題点について、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチの日本駐在員・土井香苗氏がJanJanに寄稿した記事を紹介します。

ビルマ情報ネットワーク (http://www.burmainfo.org
箱田徹
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2008/05/09

ビルマの国民投票:日本のメディアに出てこない様々な問題

ビルマ軍事政権は、サイクロンで10万人ともいわれる死者を出しながら、5月10日の「憲法」の是非を問う国民投票を強行しようとしています。「賛成票」を強制するために、様々な圧力をかけるなどの問題点について、ビルマ情報ネットワークが、日本のメディアになかなか出てこない詳細な情報をまとめてくれました。ビルマで実際に何が起こっているのか、真実の姿を知る大事な情報です。

ビルマ国民投票 当局による不当な圧力・脅迫行為の例
↓ クリック ↓

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サイクロン・ナルギス(Cyclone Nargis)による被害状況(衛星写真)

サイクロン・ナルギス(Cyclone Nargis、このブログで前に「ナージス」と書きましたが、「ナルギス」みたいです)によって、地形が一変した衛星写真、テレビで見たときには目を疑いましたが、改めてじっくり見ると、10万人の犠牲者という悲しい発表もあながち嘘ではないという気がしてきます。でも、嘘であってほしい。。。

画像を見てその被害状況がわかったら、最も救援の手が届きにくいところへ手をさしのべようという、BRCJのサイクロン被災者支援基金に募金をお願いします。

NASAの地球観察所(Earth Observatory)のウェブサイトへ
→ クリック (英語ですが、鮮明な画像の下に各画像のJPEGリンクがあります)

画像はこちら(上が4月15日、下が5月5日)。
クリックすると別ウィンドウが開きます。
Burma_satellite_apr_may

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2008/05/08

ビルマ・サイクロン被災者への緊急支援基金

日本ビルマ救援センターBRCJが、サイクロン被災者の緊急支援基金を立ち上げてくれました。政府や、規模の大きい国際NGOによる支援では、最も支援の届きにくい地域や人々へ、公平に、救援物資が届けられない場合があります。支援金が、ODA(政府開発援助)と同じように、軍事政権へ渡ってしまうおそれもあります。

そのため、BRCJでは、確実に被災した一般市民に支援が届くように動くNGOと連絡を取って、基金を開始しました。日本からの「支援」は、軍事政権にだけ向けられるのでないところを、ぜひ見せられるよう、よろしくご協力をお願いします。また、お知り合いの方にもお伝え下さい!

詳細は ↓ビルマ情報ネットワークのウェブサイト↓ もご覧下さい。
ビルマ・サイクロン被災者緊急支援基金のお願い
http://www.burmainfo.org/brcj/index.html#nargis-relief

以下、BRCJからのメッセージです。ご覧の上、寄付をお願いします。
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皆さま、

大型サイクロンの直撃で死者数が2万2980人、行方不明者が4万2119人(7日軍政発表)に達したビルマへ、世界各国からの緊急援助物資が到着し、国連世界食糧計画(WFP)など一部国際機関の現地事務所やミャンマー軍事政権による被災者支援活動が始まりました。しかし、国外の国連救援スタッフには入国許可が出ないなど、限定的な支援にとどまっています。

日本ビルマ救援センター(BRCJ)では本日よりビルマ国内の被災者への支援基金を募らせていただきます。皆さまからの善意の基金が、決して軍政の手に渡らず、一般の市民を救済する方法をここ数日探してきました。日本ビルマ救援センターの創設者であり、現在仏教救援協会の代表であるカワサキ ケンさんが寺院を通じての支援基金を開設しましたので、BRCJで集めさせていただいた支援金はこちらに送らせていただきます。

B R C J へ の 送 付 方 法
支援金振込先

郵便振替00930-0-146926 BRC-J
通信欄に「サイクロン被災者支援」とお書きください

りそな銀行 金剛支店普通6553928 日本ビルマ救援センター

*なお、銀行振り込みの際は センターまでご住所とお名前をお知らせ下さい。領収書を送付させていただきます。(郵便振替の際はこちらにご住所とお名前が通知されますのでご連絡は不要です)

皆さまのご協力をお願いいたします。

日本ビルマ救援センター事務局
〒536-0025大阪市城東区森之宮2-2-8-609
FAX: 06-6967-7828
Email: brcj@syd.odn.ne.jp
brcj@syd.odn.ne.jp

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パンダ1億、「ミャンマー」支援2,800万!?

パンダも絶滅が危ぶまれていて大変かもしれませんが、なぜ今、私たちの税金から1億出してまでレンタルするんでしょう。これまでにわかっているだけで2万数千人が亡くなり、行方不明者が4万人のビルマへは、その約3割弱。福田内閣にとって、ビルマの人々の命はパンダ2頭よりも「安い」のでしょうか。3,600万円相当の追加支援を決めたので、約6割に増えました。それだって、物資や機材が確実に被災地へ届いているかわかりません。そもそも、サイクロンの警告も出さなかった軍事政権が、きちんと被災者に物資や機材を公平に配給するかどうか。

福田氏、胡氏、タンシュエ氏、みな「対話」をしないという共通点がありますが、だからこそ仲良くつるむのかもしれません。

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2008/05/07

サイクロンの犠牲者、2万5,000人を超す(映像あり)

どうして、ビルマはいつも悲しいニュースの時ばかり、世界中の注目を集めてしまうのでしょう。。。weep

ミャンマーを襲ったサイクロンが残した爪跡(AFPBB)

字幕付きの映像です。被災者救援よりまず5月10日の国民投票実施しか、軍政は考えていないようです。変ないい方ですが、こんなアホな軍事政権に愛想を尽かして、「USDA」(連邦団結発展協会)という翼賛団体のメンバーも国民投票をボイコットし、仮に投票したとしても「No」と入れることになるといいのに、と思います。そして国際NGOが外国人立ち入り禁止の被災地で現状を見ることで、真実の姿が明らかになり、適切な支援が届くことを願っています。

その一方、このサイクロン被害の中で、被災地にあった刑務所でビルマ軍兵士が囚人36人を射殺したそうです。

詳細は、ビルマ情報ネットワークのウェブサイトへ↓クリック↓

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